食べることと精神状態の関係性について。食べて幸せになろう!

摂食障害

私は元々長年の間摂食障害で、食べることを過度に我慢するということをずっとし続けていました。

栄養をまともに摂らなかったり、食欲を無視したりということをずっとし続けていました。

その頃の精神状態は最悪で、全く幸せじゃない毎日を過ごしていました。

摂食障害を克服し、毎日食べたいものを食べれてる今はとても幸せです。

今日はそんな食べることと精神状態の関係性について、私が経験してきたことを元にお話ししていきたいと思います。

拒食症・過食症だった頃

私は以前、10年以上もの間摂食障害に悩まされ続けてきた経験があるのですが、最初は拒食症から始まり途中で過食症に移行、そしてその後は拒食と過食を繰り返すというような状態になっていました。

拒食症のときでも過食症のときでも、症状は違えど根底には、”痩せたい””太りたくない”という強い思いがありました。

痩せたい、太りたくないがゆえに、拒食症のときでも過食症のときでも食べることを過度に我慢しようとしていました。

拒食症のときは、1日の食べる量がとても少なく、まともに栄養を摂っていませんでした。1日の大半はお腹が空いてるような状態でした。

過食症のときは、甘いものやお菓子ばかりを過食し、まともなものはあまり食べず、栄養をまともに摂っていない状態でした。基本的には毎日”今日は何も食べない””明日から何も食べない”と食べるのを我慢しようとするのですが、食欲をコントロールできず毎日過食してしまうという状態でした。

拒食症の頃の精神状態

拒食症の頃は1日の食べる量がとても少なく、栄養もまともに摂っておらず、いつも空腹が長く続き、少しのことでもイライラしてしまうような状態でした。

空腹が長く続いたり、まともに栄養を摂っていないとイライラしやすくなります。

拒食症のとき、私は短気な性格でした。

そして、いつも幸せではない精神状態でした。

むしろいつも自分は不幸だと感じていました。

これが自分は一番辛かったかもしれないです。

自分で自分の心を満たせない状態になっていました。

家庭環境などには恵まれてたのに、いつも何か満たされない自分が居ました。そしてそれがすごく辛かったんです。

満たされない気持ちや自分を不幸に感じてしまったりというのは、摂食障害ではなくてもあることだと思います。ですが拒食症であった当時、私はそれを過度に感じてしまっていました。

過食症の頃の精神状態

過食症は拒食症の反動でなってしまったのですが、過食症の頃は甘いものやお菓子ばかりを過食し、栄養のあるものはあまりまともに食べていませんでした。

栄養のあるものを食べないで甘いものやお菓子ばかりをたくさん食べていても、体に栄養がちゃんと入ってこないと食欲はなかなかおさまらなかったりします。

そして過食症の頃は毎日、”明日から何も食べない””今日は何も食べない”と思うのですが、1日の途中までは我慢できても途中から我慢できなくなり、結局は過食をしてしまうという毎日でした。

そりゃ何も食べないで過ごそうなんて無理な話です。

断食をする人などもいますが、それはなかなか難しいことです。

1日の途中まで食べるのを我慢してるときは、拒食症のとき同様、満たされない気持ち、すごく自分の中に空白を感じてとても辛かったです。

そして結局食べるのを我慢できなくなり、我慢しようとしてたぶん余計に過食してしまいます。

そして過食し終わったあとは絶望感でいっぱいでした。毎日死にたいと思っていました。

栄養をちゃんと摂るということ

今現在は拒食症・過食症を克服し、野菜・タンパク質・炭水化物をちゃんとバランスよく食べるということをしているのですが、精神を安定させることにおいても、食欲を落ち着かせることにおいても、栄養をちゃんと摂るということはとても大事なことなんだなと実感してます。

あんなに短気だった自分、そしてあんなに暗い精神状態だった自分とは別人の自分が今は居ます。

まずは栄養をちゃんと摂ることで正常な精神状態を保てますし、栄養をちゃんと摂ってこそ自分を幸せにしてあげることが出来るんだなと感じています。

食べたいものを食べるということ

そして自分が食べたいものを食べるということも私にとっては大切なことです。

私は毎日自分が食べたいものを食べています。

自分が食べたいものを食べるといっても、ちゃんと栄養バランスを考えた上で、自分が食べたいものを食べています。

私は甘いものが大好きなので毎日甘いものだって食べます。

自分が好きな甘いものや自分が食べたいものを食べることで、心も体も満たすことができています。

食べることは自分を幸せにする行為でもある

拒食症・過食症の経験を通して、食べることというのは自分の幸せに繋がるとても大切な行為なんだなと実感しています。

むしろちゃんと食べないと何をしても結局は幸せな心を得ることはできないなと感じています。

ちゃんと食べないと自分で自分の機嫌を取れないんです。

それぐらい正常な精神状態を保つ上で、食べるということはとても大切なことなんです。

栄養をしっかり摂り、自分が好きなもの食べたいものを食べることで、心も体も満たされます。

食べることは自分で自分を幸せにしてあげる大きな第一歩です。

食べることで自分で自分を満たし、自分の機嫌を自分で取れるようにしていきたいですね。

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