拒食症・過食症と格闘した10年以上。そして摂食障害からの脱却!

摂食障害

私は過去に10年以上もの間、摂食障害に悩まされるという経験をしてきました。

今回は私が過去に摂食障害と向き合ってきた経験についてざっくりとお話ししていきたいと思います。

最高体重90kg!?

現在は摂食障害を克服し、毎日食べたいものを食べ、美味しいな、幸せだなってご飯を食べれるようになりました。体重の大きな変動もなくなり、体型についても拒食症や過食症だった頃と比べて引き締まった自分史上最高の体型になることができています。

ちなみに過食症の頃の最高体重は90kg近く。現在は49kg〜55kgの間で安定しています。

私は過去に拒食症から過食症になり、その後、拒食と過食を繰り返すというような毎日を過ごしていました。それでは事の始まりからお話ししていきますね。

お菓子ばかり食べてた小学生時代

小学生の頃は普通体型で、小学6年生頃まではスポーツもしてたので、お菓子なども気にせず食べてましたが特に太ることもありませんでした。

ですが小学6年生頃にスポーツをやめ、その後も気にせずお菓子などをバクバク食べ続けてたこともあり、小学6年生の終わり頃には小学6年生の初め頃と比べて5kgほど体重が増え、着ていた服もキツくなり、その時に初めて”ヤバイ”と思いましたね。同級生の男の子から”太った”と言われたりもしました。

体重が増えヤバイと思いつつもお菓子はしょっちゅう食べており、中学校に上がる頃にはさらに3kgほど体重が増えていました。でも今考えると、身長も伸び、その頃に生理も始まり、女性として大人の体になっていく時期ということもあり、多少体重が増えていったのは当たり前のことでもあったんだなと思います。

拒食症になった中学生時代

中学校に上がり、体重や体型などを敏感に気にするようになり、食事の量などに少し気をつかい始めるようになりました。そして痩せたい願望も強くなっていきました。

人間関係の悩みなどもあり、中学2年生の途中で不登校になってしまった時期がありました。中学校に上がってからは食べる量に気をつかうようになっていたのですが、不登校になった頃からはさらに食べる量が減っていき、体重もどんどん減っていきました。体重が減るたびに嬉しい気持ちになっていました。その頃には拒食症になっていたと思いますし、その頃から生理も完全に止まってしまいました。

学校には再び登校するようになったのですが、体重はどんどん減っていき、中学3年生頃には小学6年生の初め頃よりも身長は8cmも伸びたのに、体重はその頃と同じくらいになっていました。周りには心配されましたし、そのことで学校の先生に呼び出されたこともありました。筋肉も落ち、50m走のタイムも1年で1秒近く落ちました。今思うとすごく細かったのですが、私はまだ太っていると思っていました。

過食症になった高校生時代

高校に上がり、高校1年生の頃はすごく細いままで、周りからは”学年で一番細いと思う”というようなことを言われたこともありました。

ですが高校2年生の途中から、それまでまともに栄養を摂らなかった反動で過食症になってしまいました。自分の食欲を全く制御できなくなり、体重はどんどん増えていきましたね。学校も休みがちになり、高校3年生の時に高校を中退してしまいました。体重が増えたこともあり生理は再び来るようになりました。

そしてその後は拒食と過食を繰り返す日々が何年も続きました。

摂食障害からの脱却

このままではダメだと思いましたし、摂食障害を治したくて摂食障害についてネットで調べたり、摂食障害についての本を読んだりしました。

痩せにこだわるのをやめ、意を決して普通に3食しっかり食べる生活をすることに決めました。どんどん太っていくのではと怖かったのですが、摂食障害を治したいという気持ちが強く、ある時から3食栄養のあるものをしっかり食べる生活を始めました。この頃は炭水化物も3食食べるようにしていました(ご飯で言うと1食100g〜200gくらい)。最初の頃は食べた後に絶望感が襲ってきたりしてたのですが、部屋の掃除などをしてとにかく気を紛らわしていました。やはり何かしているほうがいろいろ考えないですみます。その頃はSNSなどで細い子の写真など、摂食障害を治す障害になるようなものは見ないようにしてましたね。

そしてそれから何ヶ月か経ち、過食したいという気持ちは起きなくなりました。これだけ3食しっかり食べてたら太るだろうと思っていたのですが、その頃体重は量らないようにしていましたが以前よりほっそりしたのが自分でも分かりました。これだけしっかり食べてるのにと不思議でしたね。

それからしばらく拒食衝動も過食衝動も起きなくなり、摂食障害は治ったんだと思っていました、、

過食症の再来

ある時、諸事情で生活スタイルが変わる時期があったのですが、そのとき一時的にあまり食欲がなく無理に量を食べたりはしないでいました。すると少し痩せ、なんだかそれが嬉しくなり、再び食事の量を減らすようになっていきました。しばらく食事の量を減らした生活をしていると、多少痩せたこともあり食べる量を増やすのが再び怖くなっていきました。

ですがしばらくすると、ちゃんと栄養を摂らないでいた反動で再び過食が始まり、そして再び太っていきました。ちゃんと栄養を摂らないでいるときの過食衝動を我慢するのは至難のわざです(拒食症のときは我慢できてしまいますが)。結局、無理な食生活を続けると元の体型よりも太ってしまうのです。

過食しないように栄養をしっかり摂るようにする➡︎痩せてくると太るのが怖くなり自分の食欲を無視して食べるのを我慢する➡︎反動で過食する日々がしばらく続き一気に太る

そんなことをその後も何度も繰り返していました。

このように拒食と過食を繰り返す経験をしてきて、だんだんと自分の体・食欲のことを理解してきましたし、ちゃんと栄養を摂ることはとても大切なことだということも理解しました。今でも太るのが怖いと感じる部分もありますが、今はちゃんと栄養を摂るように心がけてますし、それなりに安定した食生活を送っています。その時によっては食べ過ぎちゃう時もありますよ。

食欲を無視せずに生きる

今現在は何食食べるかなどはその日によりますし、特に細かいことは決めてません。その日の自分の食欲に合わせてるという感じです。お腹がすけばご飯を食べる時間以外に間食もしますし、私は甘いものが好きなので毎日甘いものやお菓子だって食べます。

1日何食にするかなどは、人によって何が合うか人それぞれだと思うので自分が一番心地よく過ごせる食べ方でいいと思います。ただ、絶対に1日1食や、絶対に1日2食など、絶対にこう!というふうにすることは私はオススメしません。食欲はその日によって違いますし、生理前には食欲が強まったりなどもします。自分の食欲に逆らい続けると反動で過食してしまうということを私は痛いほど経験してきました。なので私は自分の食欲を無視し過ぎないようにということを大切にして毎日を過ごしています。

自分の食欲を無視せずに生きる、そんなふうに生きている今が自分史上最高の引き締まった体型になれています^^

最後に

摂食障害だった10年以上もの間にはいろいろなことがありましたし、毎日死にたいと思ったり、たくさん泣いたりと本当に苦しかった10年以上でした。

今日はざっくりと私の摂食障害の経験についてお話ししてみましたが、今後この『りり丸ブログ』でもっと詳しいことや、ダイエットについてなど、様々なことを書いていきたいと思っています。

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